• 2025.3.19
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「菊花釉」づくり2年目へ、きょうTVで紹介

 二本松の菊人形会場を飾った菊花を再利用して新たな工芸品づくりに取り組む二本松萬古焼窯元・井上窯(井上善夫当主)は、うわぐすりの素となる釉薬開発2年目を迎えます。井上窯では、昨年11月の菊人形閉幕後に収集した菊花を自然乾燥させており、4月に焼却灰を採取、何度も濾して釉薬に仕上げます。1年目の菊花の釉薬を使ったぐい吞みやカップは「菊花釉」ブランドで販売していますが、今年の釉薬ではどんな色合いが生まれるか、早くも注目を集めています。

菊花の釉薬を作品にかける井上さん
菊花釉のぐい吞みで地酒を楽しむ井上さんと加藤アナ

 前回同様、二本松菊花愛好会(伊東勝夫会長)の協力を得て、今回は大菊を中心に菊花を回収、花びらだけも別に集めました。菊花は釉薬のほか、染料としての活用も研究されており、今春は焼却灰を水で濾した際の上澄みを福島県ハイテクプラザに提供し、色の定着効果などを検証します。「捨てるだけだった菊花」の再利用は広がりをみせています。

 資源化への期待が高まる中、福島中央テレビは「菊花釉」について、19日の番組「ゴジてれChu!」(午後3時50分~同4時45分)のお国自慢コーナーで紹介します。加藤さわアナが取材に訪れ、井上当主の菊花釉へかける思いや魅力にふれました。菊人形会場の霞ヶ城公園での地酒試飲シーンもあり、美酒を醸す菊花釉のヒミツが見えるかも…お見逃しなく。

菊人形閉幕後に菊花愛好会の協力で集められた菊花。花びらだけも乾燥へ
菊花はベランダで乾燥(上は昨年11月、下はことし3月)
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