国重要無形民俗文化財に指定される「石井の七福神と田植踊」が12日、二本松市地域文化伝承館で開かれたふるさと芸能祭で披露され、大勢の観客らが正月の祝い踊りに見入り、今年の豊作や地域平穏を願いました。

　七福神と田植踊は、旧石井村の鈴石東町、錦町、北トロミ地区に伝承されています。この日は、トロミ芸能保存会が「七福神と田植踊」、錦町芸能保存会が「七福神」、鈴石東町共楽会が「田植踊」を演じ、新春一番の幸を呼び込みました。また、地域文化を学ぶ石井小３年生が「石井の七福神」を熱演、学習成果を堂々と発表しました。

　芸能祭は石井ふる里おこし連絡協議会（鈴木新克会長）主催で17回目。平石八幡神社の太々神楽、長寿会による「石井村音頭」「石井村小唄」など20演目がステージで繰り広げられました。