• 2024.12.18
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初代藩主 丹羽光重公の武将イラストが完成

 二本松藩の初代藩主・丹羽光重公の武将イラストが完成しました。白河藩主から二本松藩誕生にともなって1643(寛永20)年、移封された20代当時の凛々しく力強い姿をイメージ、現存する甲冑「青絲威(あおいとおどし)二枚胴具足」を身にまとっています。二本松藩の歴史と魅力、観光にほんまつを紹介するために活用されます。

 10万700石の藩主となった光重公は、規範の制定、土木・建築を強力に進め、三ノ丸御殿や箕輪門を造営したほか、城内と城下町を整備して現在の市街地の原型を築いたとされます。文化人としても知られ、石州流の茶道、狩野派画風の画や華道、書道に精通し、仏教、学問の普及にも努めました。

 入府から380年が経ち、二本松城、にほんまつ城報館をさらにPRしようと、一般社団法人にほんまつDMOが二本松市の補助事業でイラスト制作に着手しました。イラストは直立静止画と馬にまたがった躍動画の2種類。人気ゲームのキャラクターデザインなどで知られる諏訪原寛幸氏が手掛けました。当時の二本松藩を想像しながら光重公の人物像にふれてください。

 12月21日から横浜市で開催される「お城EXPO2024」でお披露目される予定。

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