• 2024.12.11
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「伝統的酒造り」ユネスコ遺産登録を二本松で祝う

 「日本の伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを祝う会が10日、二本松市で開かれ、出席者は地酒を味わいながら伝統継承と「日本酒を愛し、守っていく」ことを誓いました。市内には4酒蔵とワイナリーがあり、市は「二本松の酒で乾杯条例」を制定(2022年)しています。

鏡開きで「伝統的酒造り」登録を祝う関係者

 福島県酒造組合二本松支部(太田英晴支部長)、にほんまつ観光協会(安斎文彦会長)主催。会場には同支部の大七酒造、奥の松酒造、檜物屋酒造店、人気酒造、大天狗酒造5蔵元の銘酒が並びました。太田支部長が「米麹を使った酒造りは類をみない伝統。地酒を応援してほしい」、安斎会長は「日本酒は自然と人間の調和による芸術。次世代に引き継ぐ責任がある」とあいさつ。三保恵一市長の祝辞に続いて、菅野京一二本松商工会議所会頭の発声で乾杯しました。

 寒仕込みを控えた酒蔵関係者は、酒造りへの思いを語り、より愛され親しまれる「二本松の酒」発展へ決意を新たにしました。

菊松くんが見守るなか、あいさつする太田支部長
酒造りの継承と発展を願って乾杯する関係者
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