第68回二本松の菊人形は10日、霞ヶ城公園で開幕します。今秋のテーマは「紫式部」。千輪咲きや菊花品評会、マム（洋菊）を使った展示もある日本最大級の菊の祭典は11月20日まで。

　開場を前に、人形を装飾する菊師は一度制作した菊人形を入念にチェック、新鮮な花を使って部分調整するなど総仕上げに追われています。箕輪門周辺には歓迎の菊花がお目見えしました。入場料は高校生以上900円（中学生以下は無料）。午前９時～午後４時。

　霞ヶ城公園に隣接する、にほんまつ城報館では「にほんまつ物産展」が同時開催されます。市内の４蔵元をはじめ、お菓子、家具、ワインなど17事業者が「二本松の美味と技」を一堂に展示、販売します。土日祝日は地酒の試飲あり。午前９時～午後４時30分。入館無料。

　また期間中、JR二本松駅から霞ヶ城公園入口（箕輪門前）、にほんまつ城報館まで１台500円で乗車できる「定額タクシー」も運行されます。看板が設置してある乗り場で確認のうえ、ご利用ください。