二本松の提灯祭りは５日開幕、城下町は７日までの３日間、熱気に包まれます。初日は７町の太鼓台が紅提灯を揺らして市街地を練り歩き、夜の城下町を彩りました。360年の伝統を誇る福島県重要無形民俗文化財。

　二本松神社で御神火を受けた各町の若連代表が、元亀谷ロータリーで出発を待つ太鼓台まで運び、一斉に約300個の提灯に火がともされると祭りは最高潮に。見どころの竹田坂、亀谷坂では威勢よく太鼓台を方向転換させるなど若連が心意気を披露、沿道の拍手を浴びました。神社宮向のあと、二本松駅前に深夜零時過ぎ到着しました。

　６日は朝から７町合同引き廻し、７日は４町と３町に分かれた夜の合同引き廻しでフィナーレを迎えます。

　一方、にほんまつ城報館１階の二本松歴史館では特別企画展「今年で360年！二本松の提灯祭り」が開催されています。11月24日まで。