二本松市油井字漆原にある智恵子の生家で３日、ライトアップが始まり、智恵子がシルエットでよみがえりました。５日まで（１期）と11月５日～17日（２期）に実施。智恵子の命日（10月５日）にちなんだレモン祭の一環。

　ライトアップは昨年に続き２回目。今回は大山忠作襖絵展「日月春秋」や提灯祭りをイメージした背景、光太郎とのツーショットなど多彩な演出で、来場者は足を止めて見入っています。また、週末を中心に智恵子の居室があった２階を特別公開するほか、１階は幻想的な光のオブジェが各部屋を彩っており、智恵子が過ごした日々へ思いをはせることができます。智恵子記念館では奇跡といわれる智恵子の「紙絵」実物も20日まで展示。ライトアップは午後５時～同８時。問い合わせは智恵子記念館（電話0243-22-6151）。