• 2024.10.1
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繭クラフトの菊人形届く…駒ケ根市が菊人形を応援

 二本松市の友好都市で、市制70周年を迎えた長野県駒ケ根市は「二本松の菊人形を盛り上げよう」と、繭クラフトの菊人形を制作、10月1日に二本松市に贈りました。にほんまつ城報館に11月20日まで展示されます。

繭玉3,800個を使って制作された菊人形

 駒ヶ根はかつて養蚕業が盛んで、歴史や組合製糸龍水社の業績、人とシルクのかかわりを紹介する「シルクミュージアム」があります。同施設で活動する「桑の実の会」メンバーが5月から繭玉3,800個を着物用の染料で染め、帯は繭を機織りして高さ160㎝の人形「まゆこちゃん」を仕上げました。同会は繭玉で花やブーケなどを作っていますが、等身大の〝大物〟は初めてで、総力をあげて取り組んだそうです。二本松市側は事前に菊人形の枠組みを届けていました。

 城報館1階のお祭り広場に、昨年から展示されている上川崎和紙の菊人形とともに展示されています。質感が違った伝統和紙と繭の共演は来館者の目を楽しませています。午前9時~午後5時。

上川崎和紙の菊人形と美を競う繭クラフトの菊人形(手前)
駒ケ根市(左側)から人形を受ける三保恵一市長ら
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