- 2024.9.29
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和紙の素材感と美しさ、アートで多彩に表現
約千年の歴史を誇る上川崎和紙の活用と産地PRを兼ねて全国から募集している「和紙アートコンクール」の審査会は27日、二本松市和紙伝承館で開かれ、最優秀賞に鈴木泰子さん(茨城県)の「龍華」が輝きました。
あだち観光協会(加藤和信会長)主催で24回目。ちぎり絵、切り絵、立体オブジェなどさまざまな表現手法で、小学生~80代から37点が寄せられました。いずれも繊細で手の込んだ作品ばかり。優秀賞には杉町菜穂さん(福岡県)の「ジンジャー」、地元の中学2年生・斎藤紬生さんの「月下の烏瓜」がそれぞれ選ばれました。審査員特別賞は佐藤礼子さん(福島市)、湖口天陽さん(茨城県)。
全作品は10月31日まで道の駅安達上り線にある和紙伝承館に展示しています。午前9時~午後5時。入館無料。問い合わせは同館(電話0243-61-3200)へ。