• 2024.7.12
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大山忠作襖絵展成功へ 女性パワー結集

 大山忠作襖絵展~成田山新勝寺襖絵「日月春秋」~の開幕を80日後に控えた12日、二本松市民交流センターで「女子会」開かれ、大山画伯の長女采子さんを囲んで県内外の女性約150人が交流、同襖絵展の成功を誓いました。

会場を埋めた女性を前に制作時の大山画伯の様子などを語る采子さん

 最初で最後の〝里帰り〟を女性パワーで盛り上げようと「大山采子と襖絵展を応援する女子会」が勉強会を兼ねて、初めて開催しました。全28面の襖絵を紹介するビデオを鑑賞したあと、鈴木美砂子会長が「多くの人に広めて成功させよう」とあいさつ、采子さんは「長さ約10mもある大代表作で、説明が要らないくらい美しい絵。太陽と月以外、なにも描かない日月と、桜の花びら1枚1枚を重ねるなど描いて描いて描きこんだ春(三春の滝桜)秋(高湯の楓)は、あらゆる対比でできた計算された挑戦の作」と大山画伯の生い立ちを交えながら襖絵を紹介しました。

 ヴァイオリニスト広岡香さんの演奏会、太陽と月にちなんだフラダンス体験もあり、参加者は和やかムードの中、襖絵展への結集を確認しました。

ヴァイオリン演奏やフラダンス体験できずなを深めた参加者

 大山忠作襖絵展は10月1日~11月17日、大山忠作美術館(市民交流センター3階)で開催。午前9時30分~午後5時。会期中は無休。観覧料は一般800円、高校生以下400円。同美術館、道の駅安達などで前売り券(700円)を販売中。問い合わせは襖絵展事務局(電話0243-24-1215)へ。

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