• 2024.5.24
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少年隊顕彰授業スタート、郷土愛と命の尊厳呼び掛け

 二本松青年会議所(柚井勉理事長)の二本松少年隊顕彰授業が24日スタート、二本松市内の小学6年生に少年隊の歴史を語り継ぐとともに、郷土愛や命の尊厳を呼び掛けています。6月21日まで全16校を対象に実施。本年度は原則、にほんまつ城報館を会場に館内の二本松歴史館見学も組み込んでいます。

二本松少年隊士について紙芝居で学ぶ児童

 初回は塩沢小児童10人が参加。ひとづくり委員会の川村祐一朗委員長が「155年前に戦った子どもたちや二本松のことを一緒に学び、考えましょう」とあいさつ。少年隊士・岡山篤次郎を題材にした紙芝居を見たあと、「何のために戦ったか」「なぜ戦いは起きるのか」「地域のためにできることは」などについて話し合い、発表しました。

 柚井理事長は「自分や家族、友人の命を大切に、思いやりを持って、二本松を好きになってほしい」と話し、児童に少年隊アンバサダー認定証を贈りました。引き続き児童たちは歴史館で二本松藩の歴史を学びました。

少年隊の心情や郷土愛について話し合う
「ひとつしかない命」の尊さを説く柚井理事長ら
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