- 2024.4.24
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智恵子生誕祭、奇跡といわれる紙絵実物を公開
二本松市油井にある智恵子の生家・智恵子記念館で25日から高村智恵子生誕祭が開かれ、奇跡といわれる智恵子の紙絵実物10点を展示します。5月12日まで。市は高村家からの譲渡を含め実物24点を収蔵していますが、紙質が粗悪なうえ、照明にデリケートなためイベント時のみ特別展示しています。
智恵子は1886(明治19)年5月20日、清酒「花霞」の蔵元2代目長沼今朝吉の長女として生まれました。27日~5月26日の土日祝日には、民芸箪笥調の階段を上った生家2階の智恵子の居室(9畳)を特別公開するほか、上川崎和紙で作る「智恵子の紙絵」体験(5月18、19、25、26日)を予定。20日の来館者には紙絵マグネットをプレゼントします。また期間中、昨年のレモン祭で寄せられた約250点のシンメトリーを展示します。
午前9時~午後4時30分。入館料は410円(小中学生は210円)。問い合わせは智恵子記念館(電話0243-22-6151)。
一方、道の駅安達下り線は5月7日から智恵子生誕祭を行い、情報コーナーに設置している「高村光太郎と智恵子のパネル」とともに写真を撮った人にレモンサブレをプレゼントします。先着20人。担当者は「駅名に智恵子の里とあり、光太郎と智恵子の純愛を育んだ地で、智恵子のことをもっと知ってほしい」とPRしています。問い合わせは下り線銘産コーナー(電話0243-24-9200)へ。