- 2023.10.10
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二本松の菊人形開幕、テーマは徳川家康
第67回二本松の菊人形は10日、霞ヶ城公園で開幕、豪華絢爛な菊人形や趣向を凝らした〝映え〟スポットが来場者を迎えています。11月19日まで。二本松菊栄会主催、二本松市の共催。
今秋は徳川家康をテーマに、天正19(1591)年8月に家康が豊臣秀次とともに二本松へ入府した「奥州仕置」、大奥など7場面を色鮮やかな菊人形25体で再現。千輪咲や県内の愛好者が手塩にかけた品評会向けの大菊、菊の五重塔など菊の芸術品が所狭しと並んでいます。また、洋菊であしらった着物、カラフルな風車の衝立、菊手水を配したオープンガーデンなどの映えスポットを各所に設けています。
開場式で三保恵一市長、本多勝実市議会議長、観光大使の大山采子さんらがテープカット、菊の祭典開幕を祝いました。また、菊むすめの管野瑠菜さん、外井楓花さん、青木真穂さんが本格デビュー、菊松くんとともに笑顔で出迎えました。
午前9時~午後4時。入場料は高校生以上800円(中学生以下は無料)、障がい者手帳お持ちの方は600円。無料駐車場完備。問い合わせは菊栄会事務局(二本松市観光課内、電話0243-55-5122)へ。
二本松駅前~菊人形会場はワンコイン(500円)の定額タクシーでどうぞ! 二本松地区ハイヤータクシー経営者協議会は市観光事業補助金を活用して10日、「秋の定額タクシー」の運行を始めました。初乗り運賃(580円)より安い片道500円で、箕輪門前、にほんまつ城報館まで利用できます。
菊人形期間(~11月19日)限定。問い合わせは昭和タクシー(電話0243-22-1155)丸や交通(電話0243-22-2744)へ。
また、菊人形に合わせて毎年開催している「にほんまつ物産展」開場式がにほんまつ城報館で行われました。今年はひと足早く提灯祭り初日に〝店開き〟していますが、銘菓が出そろう第2期(11日~)を前に鏡開きで「売り上げアップ」を願いました。
二本松物産協会の太田英晴会長は「キャッシュレスに加え、宅配便にも対応できるようになった。より集客に努めて二本松の魅力を発信したい」とあいさつしました。菊人形入場者に「10%割引券」を配布しており、お得に土産品を買うことができます。午前9時~午後5時。