• 2023.9.26
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迫る提灯祭り、太鼓台〝化粧直し〟で輝き増す

 10月7日に開幕する二本松の提灯祭りへ向け、二本松市内は日ごとお祭りムードが高まっていますが、橋本仏具彫刻店(竹田)では〝主役〟の太鼓台の修復作業に追われています。

目入れを待つばかりの彫り物

 今年は地元・竹田の彫り物の金箔塗り替えが6月末から進められ、5代目の橋本和成さん、母英子さんが慎重に修復に当たっています。太鼓台の顔ともいえる彫り物は、ロウソクなどで汚れやすく、今回は十数年ぶりの化粧直しとか。金箔をはがし、傷んだ部分は補修してから全体に漆を塗り、その上に金箔を貼る緻密な作業で、今夏は湿度が高く、エアコンで調整するなど「例年以上に気を遣った」そうです。

漆を塗って金箔を貼る作業は緊張の連続

 和成さんは「当たり前のことがようやくできるようになった。輝きを取り戻した太鼓台で祭りを存分に楽しんでほしい」と、最後の作業となる龍の目入れを前に期待を語りました。目入れはまさに「命をふき込む」もので、本番でよみがえった龍を観賞してはいかが…。

早くも設置された駐車場の案内版(9月26日)

 当日の駐車場は市役所、霞ヶ城公園、にほんまつ城報館、文化センター、二本松南小となり、実行委員会は早くも案内看板を設置し、周知に努めています。南小は雨天時に利用できない場合があります。

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