- 2023.9.7
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菊の花で人形に「命を吹き込む」伝統の技 学ぶ
二本松の菊人形の場面や人形を制作している乃菊社の辻英明さん(横浜市)が講師を務め、菊人形の歴史や工程、制作の魅力を紹介。水苔で根ごと束ねて小菊を生きたまま人形に使う二本松の技法は「美しいまま2週間咲かせることがポイント」と強調しました。
引き続き実技に入り、受講者は重要なポイントのひとつ、菊人形の襟元づくりに挑みました。水が花に行きわたるよう道管を傷めずに、小枝を固定しながら衣装に仕上げます。襟の重ね具合を配色で表現するため、班ごとに工夫を凝らしながら「菊を活かす」技を体得した様子。終了後は菊人形と並んで笑顔で写真を撮り合っていました。
次回9月27日は、菊人形会場で実際に菊着けに立ち会い、一部制作に携わる予定。