• 2022.10.2
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3年ぶり二本松の提灯祭り 城下町は熱気

 3年ぶり開催の二本松の提灯祭りは1日開幕、好天にも恵まれ大勢の見物客でにぎわいました。

3年ぶりに集結した7台の太鼓台

 初日は二本松神社で御神火祭が行われたあと、御神火をたいまつに移して若連代表が7台の太鼓台が待つ元亀谷ロータリーまで駆け抜け、一斉に紅提灯が灯されました。約300個の紅提灯を揺らして進む太鼓台はすべて人力のため、交差点などで方向転換する際は、若連が掛け声に合わせ豪快にこなし、観衆はその迫力に魅了されていました。竹田坂、亀谷坂を経てJR二本松駅前まで練り歩き、城下町は祭り一色に包まれました。

 また、松岡・若宮、駅前、竹田・根崎の各通りには出店が並び、待つ人が列をつくる混雑ぶり。出店数は新型コロナの影響もあり、前回より約2割少なかったようです。

 2日目の本祭りは、7台の太鼓台が二本松神社宮詰に続き、御神輿に随行する形で市内を練り歩きました。秋晴れの下、太鼓台に施された金箔の彫刻が一段と輝き、沿道では各町の〝芸術〟に見入る姿も。

 3日は4町(若宮、松岡、本町、亀谷)と3町(竹田、根崎、郭内)に分かれ、合同引き廻しが行われ、祭りの幕を閉じます。

御神火のたいまつを手に太鼓台へ向けて駆ける若連代表
竹田坂を上る7台の太鼓台
▲ 二本松神社入り口と本祭りで神社を出る御神輿
掛け声を合図に豪快に引き廻す若連
安達太良山を背に二本松駅前を出発
出店が並ぶ通りを進む太鼓台
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