漆塗りのお膳でいただく、現代版「殿さまのお膳」はどんな中身？　にほんまつDMOは、旧二本松藩ならではのおもてなしの心を現代風にアレンジし、形にしたメニューを募集しています。10月16日まで。ただし食材は二本松市や福島県産に限定。

　お膳は３年前、外国からの観光客向けに本漆で作った幅53センチ、奥行き42センチ、高さ９センチのビッグサイズで、12センチ角の枡がパズルのように組まれています。枡は取り外しでき、料理の品数や器（皿や小鉢等）は自由に変えることができます。二本松は「日本酒のまち」の一面を持つため、１品は酒粕を活用したメニューを盛り込んでください。料理に合わせた器も角皿・丸皿・長皿など形、淡色・白・黒・緑系など色合いも選んで彩り豊かに盛ってください。食材の原価は5,000円以内。

　10月中に１次審査を行い、５点程度に絞ったうえ、11月の本審査で実際に調理して盛り付けていただきます。グランプリ（１点）に岳温泉ペア宿泊券４万円分、優秀賞（２点）に岳温泉宿泊券２万円分をそれぞれ贈ります。

　寄せられたレシピをもとに専門家を交えて商品化を進め、来年度から二本松観光の思い出のひとつに一般向けに提供していく予定です。お膳は二本松市歴史観光施設「にほんまつ城報館」に展示しています。