- 2022.5.31
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ロマン求めて「ナゾ解き」楽しみませんか
これはナニ? この形はナゼ? 1万~3,000年もの時空を超えて「ナゾ解き」が楽しめる展示が、にほんまつ城報館1階にある二本松歴史館で開かれています。
企画展示室で紹介している「二本松のあけぼの/通史・古代編Ⅰ~旧石器から縄文まで~」には、二本松市内七つの縄文遺跡などで発掘された土偶や深鉢、石鏃(せきぞく=矢じり)、石斧などが並び、想像とロマンあふれる空間となっています。市内には複式炉のある住居跡など縄文中期~後期の特徴を持つ遺跡が数多くあり、今回は原瀬上原、塩沢上原A、石畑、堂平、上台、高稲場の各遺跡などから出土した大きな鉢などが並んでいます。
また、古代の宝石として珍重される翡翠(ひすい)で作られた首飾りのパーツ「垂玉」も展示しています。子ども用の棺とみられる深鉢の中から見つかり、副葬品と考えられていますが、葬られた子どもって何者?と、あらたなナゾがまた生まれてきます。
さらに「ナニに使われたのか分からない」コーナーには、舟型土製品(塩沢上原A遺跡)、土製円盤(田地ケ岡遺跡)、三角板状土製品(原瀬日照田地内)、石製円盤(長者宮地内)が並び、当時の生活を思い描きながら「正解」を想像しても楽しそう。6月19日まで。入場無料。開館時間は午前9時~午後5時。毎週月曜休館。